自民党相模原市支部連「外交と安全保障」強調/参院選2022


参院選 自由民主党相模原市支部連合会(赤間二郎会長)は5日、市立産業会館(中央区中央)で参院選の同党公認立候補予定者の浅尾慶一郎氏を招き「政策懇談会」を開催した。同市連所属の国会議員、県・市議20人のほか、後援者ら約230人が参加した。【2022年6月10日号】

同市連は横浜、川崎に次ぐ県内3番目の自民党市連として、ことし3月に設立。今回が初めての集会となる。会長の赤間衆議員がコーディネーターとなり、会場からの質問に浅尾氏や所属議員が答える形式で行われた。

浅尾氏は「外交・安全保障のエキスパート」を掲げる。北朝鮮のミサイル発射など安全保障の質問に対し、浅尾氏は「拉致に使用された北朝鮮船に日本製部品が使われていた可能性を指摘した論文を23年前(参議員時代)に書き、北朝鮮への部品や外貨送金を止める法律を立案した」と実績を紹介。「相手にさせないこと(抑止力)が外交であり安全保障。カードがないと交渉にならない」と説明。また「敵基地攻撃能力を持つことは憲法に反しない」と抑止力の強化を訴えた。政策は「経済と外交で国を守る」と強調した。

自民は現職の三原じゅん子氏と元職の浅尾氏の2人を公認。浅尾氏は参議員2期、衆議員3期、みんなの党代表を務めた。自民が同選挙区で2人を公認するのは1998年以来24年ぶり。この選挙で自民公認2人は落選。トップ当選したのが当時、民主党新人の浅尾氏だった。

安全保障政策の実績を語る浅尾氏

安全保障政策の実績を語る浅尾氏

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