相模原市、保育施設整備で需要対応


相模原待機児童数 相模原市は16日、1日現在の待機児童数が前年度比75人減の8人だったと発表した。2017年まで3年連続でゼロを達成していたが、前年から厚生労働省が定める新基準を適用したことで、待機児童として扱う未就学児の範囲が広まった。認可保育所などの整備や認定保育室の認可化を進めるとともに、保育人材の確保や質の向上を図っていく。

 17年度は認可保育所など、6園の新設と認定保育室5施設の認可保育所への移行などで計595人の受け入れ枠を拡大した。保留児童数が29人増加したことで、499人の児童が利用を申し込みながら保留となっている。保育需要が特に高かった中央区(151人)や南区(239人)で重点的に整備を進める。

(2019年4月20日号掲載)

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