宮崎陣営、未来の交通網検討/2019年統一地方選


ガンバローと気勢を上げる宮崎氏=3月3日

ガンバローと気勢を上げる宮崎氏=3月3日


 相模原市長選に無所属で立候補を表明している前相模原市議の宮崎雄一郎氏(52)のタウンミーティングが3月に緑区と南区で開かれた。

元JALの国際線機長の宮崎氏は「JALの財政破綻から再生を経験した。政令市でワーストワンと言われる厳しい市財政状況でも、課題をチャンスに変える」と訴えた。

 3日に南区相模大野の相模女子大グリーンホールで開かれた会では、元警察大学校警察情報通信研究センター所長で、ドローン専門家の澤田雅之氏が講演を行った。

 澤田氏はドローンの研究状況を説明して「業務用ドローンが自動運転の〝空飛ぶ車〟となる日は、そう遠くない。実現すれば、道路や橋、トンネルの補修が不要になり、交通渋滞もない。現在、全国で4都府県が実証実験を行っており、相模原市も実証実験に手を挙げるべき」と訴えた。

 新しい市内交通システム実現を政策に掲げる宮崎氏は「未来を見越した市内交通網の検討を、政策として取り入れていく」と話した。

(2019年3月10日号掲載)

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