ガザ地区から画家3人／桜台小で作品展と交流会

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桜台小がっこうで上條さんや市民らと交流するガザ地区の画家

　出国が困難とされるパレスチナ自治区のガザ地区から画家3人が、相模原市内の画家・上條陽子さんらのボランティアグループ「パレスチナのハートアートプロジェクト（ＰＨＡＰ）実行委員会」の手引きで10日に来日を実現した。17日に相模原市立桜台小（南区相模台7）内の桜台美術館を訪れ、作品展示とギャラリートークで市民らと交流を深めた。来月1日まで国内に滞在する。

　来日した画家は、ソヘイル・セレイムさん（45）、ライエッド・イサさん（44）、モハメド・アル・ハワジリさん（43）。ガザ地区に住むパレスチナ人の出国許可が下りる確率は「２％と言われている」（上條さん）と極めて低く、東京大学や京都大学でも生の声を聴く貴重な機会として講演会などに招いている。