菊屋浦上商事/夢が丘小に「お玉」寄贈


左利き用お玉を手渡す浦上社長(左)

左利き用お玉を手渡す浦上社長(左)

 文房具や事務用品を販売する菊屋浦上商事(相模原市中央区相模原)の浦上裕生社長は3月22日、夢の丘小学校(南区当麻)を訪れて“左利き用のお玉杓子(お玉)”を寄贈した。左利きの児童から「(給食の)スパゲティーが盛り付けづらい」という回答があったため、不自由さを解消しようと贈呈に至った。

 自身も左利きという村井孝之教頭が、浦上社長の左利き文房具の普及活動を知ったことで、「児童のために何かできないか」と相談を持ち掛けたことがきっかけ。「日本国内の左利き人口は1割と言われているが疑問だった」と話す浦上社長は、実態を調査しようと、3月1日に利き手についてアンケートを実施した。

 結果では、全校児童623人のうち、1割を超える72人が左利きということが判明。特に、左利きの児童が、給食の配膳に使うお玉に不便を感じていると分かった。

 寄付したお玉は6本で、新年度から学年に1本ずつ割り当てる計画。「うどんお玉」と呼ばれる麺などを絡めるくしが付いたもので、うどんなどのように麺とスープが多い料理の配膳に使われる。

 浦上社長は「これをきっかけに児童が他人の不便に気づき、互いに配慮できるようになれば」と期待を話した。
(2017年4月10日号掲載)

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