相模原市、医療の人材不足を指摘/懇話会で課題協議


 相模原市と医療関係団体(同市医師会、同市病院協会、北里大学病院)は2月3日、同市中央区の市役所で地域医療体制の強化を目指す市医療懇話会を開いた。11回目となる今回、救急医療体制の現状と医療人材の育成について各団体の代表が協議した。

 市医師会の木内哲也副会長は、救急医療体制の現状と課題について「医療関係者の協力体制で、初期救急から3次救急まで切れ目のない体制が維持されている」と報告した。一方、「年々、体制を担う医師や看護師の確保が難しくなってきている」との指摘もあった。

 各団体の代表は「救急医療や災害時医療救護体制の課題解決に向けてスピード感を持って取り組み、だれもが安心して医療や介護を受けられる地域づくりを進める」と、認識を一致させた。
(2017年2月10日号掲載)

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