もみの木コンサート、15周年で盛大に/中央区民が交流


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 同コンサートは、青少年の健全な育成を目的に、毎年開催している。今回が15回目で、記念として市民吹奏楽団と弥栄高校合唱団なども演奏に参加した。

 同コンサートは、地域の小学校が日頃の練習成果を発表し、学校間の交流を深めようと「クリスマスコンサート」として始めたのがきっかけ。中高生や高齢者などを巻き込み、地域全体の祭典に発展させた。

 参加した小学校の合唱や演奏のほか、中央中、弥栄中、弥栄高吹奏楽部の100人による合同演奏も披露。クリスマスソングやアニメのテーマ曲なども多く、演奏に合わせて手拍子や口ずさむ人もいた。

 また、地域内の高齢者グループ「かがやき合唱ゆめクラブ」も参加。息の合ったコーラスで、1951年のヒットソング「雪の降るまちを」や松任谷由美さんの「春よ、来い」を披露した。

 最後は、参加者と来場者の全員で「あわてんぼうのサンタクロース」を合唱した。会場に地域住民が一体となり、温かみある声が響き渡った。

 実行委員長の岡野博さん(中央地区青少年健全育成協議会会長)は「地域必要なことは明るい話題だ。子供たちに自信と誇りを与え、将来に希望を持ってもらいたい」とあいさつした。
(2017年1月10日号掲載)

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