「オハナ」移転、企業内保育で女性支援/保育枠拡充


上溝に移転する「オハナ」のイメージ

上溝に移転する「オハナ」のイメージ

 子育て支援施設「ラーニングセンターOHANA(オハナ)」(相模原市中央区横山台)は2017年4月、同区上溝に移転する。保育の受け皿を拡充することで子育て世代が働きやすい環境を整備し、地域の親子が共に育つ場を目指す。

 新築している施設では保育設備を拡張し、従業員や地域の子供を対象に12人まで預かる小規模保育を担う。調理室も備えることで、「食育」のために家庭的な温もりのある食事を提供することが可能となる。また、子供の成長に合わせ、児童保育の受け皿としても活用できる。

 管理・運営する不動産業のムラタカンパニー(相模原市中央区上溝)が企業内保育を始めたのは4月。利用者のニーズに合わせて、短時間の一時保育を始めたところ「オハナだったら安心して預けられる」と、就労した女性が毎日の保育を依頼したことがきっかけ。

 その中、追い風となったのが、政府がことし創設した「企業主導型保育事業」。地域枠の設定などに壁があったこれまでの認可基準が緩和され、運営費や施設整備費は認可保育所並みに補助されることが大きな利点だ。

 同社は6月末の1次募集に申請し、市内で唯一の助成決定を受けた。「子供が自ら考え、主体的に行動し、人に対して思いやりをもてるよう、生きる力を育んでいきたい」と村田かなえ施設長。

 村田崇社長は「お客さまに最高のサービスを提供するために、従業員を大切にすることが大事。従業員の働きやすい環境を整えることで、よりよい顧客サービスにつなげていき、さらには地域の健全な発展に繋げていきたい」と話した。
(2017年1月1日号掲載)

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