日本山村硝子、東京工場(相模原市緑区)などに生産集約/希望退職も実施


 相模原市に工場を持つ日本山村硝子は、主力のガラスびん事業の収益改善を図るため、大阪工場(大阪府高槻市)を14年3月末までに閉鎖し、東京工場(相模原市緑区大山)を始めとする国内3工場にガラスびんの生産と人員を振り分けると発表した。

 併せて、全社で約100名程度の希望退職を実施。役員報酬のカットを含めた一連の経営改善策により、14年3月期に年約2億円、15年3月期以降に同20億円の固定費削減を図る。

 現在、年産約6万トンの大阪工場のガラスびん生産は、同じガラスびんカンパニー内の東京工場、埼玉工場(埼玉県熊谷市)、播磨工場(兵庫県播磨町)に肩代わりさせ、国内生産拠点を4ヵ所から3ヵ所に集約する。大阪工場の従業員約300人のうち、社員100人は、他の国内工場や本社に配置転換する。

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