DHLサプライチェーン、西橋本に大型物流施設/新日鉄住金エンジ跡地に


 国際物流大手のDHLサプライチェーン(東京都品川区)は、約50億円を投じ、相模原市緑区西橋本5丁目に大型物流施設を新設する。同社としては、国内で3番目の規模を誇る物流施設としており、来年3月末の稼動を目指す。DHLの市内進出は初めて。国道16号線から近く、圏央道の開通も控えた土地の利便性に着目。新設を決めたという。(千葉 龍太)

 新施設「相模原ロジスティックスセンター」の敷地面積は、約2万2000平方㍍と広大。新日鉄住金エンジニアリングの事業所跡地。

 総合不動産ケネディックス(東京都港区)と伊藤忠商事の共同開発により、地上5階建ての物流施設を建設する。DHLサプライチェーンは、10年間にわたり施設のリース契約を結ぶ予定。

 さらに、新施設に複数の企業に入居してもらい物流機能を提供する「マルチテナント型」として運営していく。

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