アリオ橋本、開業以来初の大改装/駅前開発見据え54店舗


11月23日にリニューアルした「アリオ橋本」

 11月23日にリニューアルした「アリオ橋本」

 イトーヨーカ堂(東京都千代田区)は11月23日、大型商業施設「アリオ橋本」(相模原市緑区大山町)をリニューアルオープンした。2010年9月のオープン以来初となる大規模な改装となった。
(芹澤 康成/2016年12月1日号掲載)

 第1弾として、施設全体の専門店数を138店から146店に増やし、新たに54店が参入。移設・改装39店と、全体の約60%にあたる専門店を刷新した。

 1階のフードコートでは、新たにテラス席を設け、外と内を一体化したスタイル「アット・ダイニング」を提案。テラス席ではこだわりの家具を使用し、居心地の良さを求めた。貸し切り可能なパーティールームや小上がりスペースを設け、子供連れでも利用しやすいよう配慮した。

 2階にはキッズゾーンが設置され、買い物の合間に子供たちを自由に遊ばせることが可能となった。特に子供が遊べる空間と母親がくつろげるリラックス空間で構成される「ママスマイル」は、マッサージチェアで買い物疲れを取りながら子供が遊ぶ姿を眺める。

コンセプトは「未来に向けたリ・スタート」。最寄りの橋本駅は、リニア中央新幹線の中間駅建設や相模原市の広域交流拠点整備など大規模開発が計画されている。「地域から愛され続け、誇りに思われる商業施設であり続けたい」とリニューアルに踏み切った。

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