キャタピラージャパン、一部機能を明石へ移転/相模原事業所で生産停止


一部機能が移転される相模原事業所=相模原市中央区

一部機能が移転される相模原事業所=相模原市中央区

 建設機械大手のキャタピラージャパン(東京・用賀)はこのほど、相模事業所(相模原市中央区田名)と本社の一部機能を明石事業所(兵庫県明石市)に移す方針を明らかにした。時期は未定だが、計100人規模となる見通し。

 移転対象は、情報システムの関連部門のほか、法務や人事、経理など管理部門の一部。相模事業所には建機の故障診断施設や研修施設があるため、閉鎖はしないという。

 相模事業所はミニショベルなど完成機の生産を2015年夏に終え、トランスミッションなどの油圧、駆動系部品の専門工場と位置づけていた。油圧ショベルの設計・開発拠点である明石事業所に油圧部品の生産を一本化し、機能を効率化する。

 兵庫県は、雇用数に応じた補助金を拠出するほか、本社機能の移転を助成する制度を適用。法人税や不動産取得税を軽減、設備投資費用を補助する。

 相模事業所は1964年の開設。事業所の実質的な製造停止は、キャタピラー全社の再編や新興国市場での販売不振などが原因と見られる。
(2016年10月1日号掲載)

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