相模原市営斎場、「青山」を候補地案へ/9月15日から住民向け説明会


 相模原市の新市営斎場について検討する「新たな火葬場を考える会」は、8月24日に津久井総合事務所(緑区中野)で会合を開き、「青山」(帝京大グラウンド、同区寸沢嵐)を最終候補地案とした。15日から住民説明会を開く予定で、住民の理解が得られれば候補地として検討を進めていく。

 市の評価では、▽費用面(税負担)▽環境面▽交通利便性▽事業効率性―の項目を設定。市民目線で項目を重視し、優先順位の高い項目の評点に重みを付けた。

 「青山」の事業費は造成費約1・14億円と用地費約0・70億円で、計約1・84億円と試算。候補地3カ所のうち、最も低コストだった。なお、用地費の算出にあたり、雑種地は庁内の土地評価担当部署による評価額、山林部は県の評価調査価格の近傍山林を準用した。

 住民説明会は、9月15日(午後7時から)と22日(午前10時から)に津久井文化福祉会館で、18日(午前10時から)に串川地域センターで開催。いずれの回も内容は同じ。
(2016年9月1日号掲載)

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