県央上場企業の4~6月期、4年ぶり減収減益/浜銀総研が16社集計


 浜銀総合研究所がまとめた県内県央・県北地区上場企業(金融など除く16社)の2016年4~6月期の連結決算集計によると、全社合計の売上高は前年同期比4・0%減の2363億円、経常利益が80・7%減の19億円となり、4年ぶりの減収減益になった。
(編集委員・千葉龍太/2016年9月1日号掲載)

 相模原や大和、厚木、綾瀬市内など県央・県北に本社もしくは本店を置く3月期決算の上場企業を対象に集計。全体として海外景気の減速や円高を反映し、業績は悪化しているという。

 業種別では、製造、非製造業はともに減収減益。製造業(一般機械、電気機械、自動車・自動車部品業などで構成)の売上高は同7・3%減。経常利益も同92・3%減の大幅減益。円高により営業外収支が悪化したことに加え、売上高の減少も響いた。一方、非製造業の売上高は同0・4%減、経常利益同33・1%減だった。

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