相武国道、国道の環境美化に貢献/川上建設へ感謝状を贈呈


表彰状を持つ川上副社長(前列中央)

表彰状を持つ川上副社長(前列中央)

 国土交通省相武国道事務所(八王子市大和田)は8月3日、道路の美化・清掃活動に貢献したとして、川上建設相模原営業所(相模原市南区新磯野)に感謝状を贈呈した。

 川上建設(本店・栃木県鹿沼市)は月1回、土曜日に国道16号清新3丁目から5丁目地先まで、歩道や植樹帯の清掃・除草を実施。作業員や事務員ら十数人が参加し、90リットル袋で25~30個分のごみを集めている。同社が活動を始めたのは約5年前。予算削減で清掃業務の発注数が縮小される中、インフラ整備の重要性を啓発しようとボランティアとして活動を開始した。

 清掃した後の歩道に地域住民が花を植えるなど、環境づくりの“足場”なっている。川上副社長は、受賞について「リニア建設や広域交流拠点整備など重要な事業が進む中、まちづくりの下地をつくりたい」と述べた。

 贈呈式には、同事務所の乙守和人所長、同社の川上智之副社長と岡部一彦所長らが出席。乙守所長は川上副社長に感謝状を手渡した。同制度は、道路の美化活動に功績のあった団体に感謝状を贈ることで、愛護団体の育成や愛護思想の醸成を図ることが目的。国交省が取り組む「道路ふれあい月間」の一貫で、正しい道路利用の啓発や愛護活動の推進に努めている。
(2016年8月20日号掲載)

…続きはご購読の上、紙面でどうぞ。