津久井観光協会の「津久井湖観光センター」(相模原市緑区太井)に約10年務め、直売所の店長を任されている。野菜や漬物、農産物加工品のほか、地酒、酒まんじゅうなど、津久井の名産品を取り扱う。「工場で黙々と働くよりも、人と話す接客業が好き」と話す安保さんは、野菜や果物の食べ方を説明するなど、スーパーやコンビニにはない接客を心掛けているという。圏央道の開通で横浜・横須賀方面や八王子・埼玉方面からの利用者も多くなった同センター。「明るく元気な接客を心掛け、若い人や家族連れでも気軽に立ち寄れる店にしたい」と意気込む。
(2016年8月10日号掲載)