大和・大木市長ら、幹部職員イクボス宣言/仕事と子育てを両立


05-1men 男性も仕事と子育て・介護を両立できる職場へ―。大和市はこのほど、男性職員も生活と仕事の両立できる環境を整えようと、幹部職員が「イクボス宣言」を行った=写真。市全体で「ワーク・ライフ・バランス」を実践することで「健康都市やまと」の実現を目指す。

 イクボスは、職場で共に働く職員の仕事と生活の両立を考え、キャリアと人生を応援しながら、自らも仕事と私生活を楽しむ上司を指す。すべての職員が子育てや介護、地域活動などに積極的に参加できる気風を育むことで、庁内に活力を生み出そうという考え。

 市によると、少子高齢化など課題の解消には、仕事と生活を支援しながら、職員が働きやすい労働環境を整備する必要があるという。この取り組みで生まれた活力が、市民サービスも向上させる「相乗効果」を狙う。

 同日、市役所の全員協議会室で宣言を実施。市長や副市長をはじめ、教育長、病院長、部長級職員など、計23人が宣言者として出席した。

 大木哲市長が代表して宣言文に署名し、「少子高齢化により、皆で助け合っていくことが必要な時代だ。そのトップランナーとして、市が率先してこの宣言を実行していこう」とあいさつした。
(2016年6月10日号掲載)

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