県央の往生企業16年3月期、増収増益も慎重予想/浜銀総研が集計


 浜銀総合研究所がまとめた県央・県北地区に実質的な本社を置く上場企業16社の2016年3月期決算集計によると、合計の売上高は前年比26・3%増の1兆1082億円、経常利益は同1・5%増となり、6年連続の増収増益だった。

 業種別では、製造業の売上高が同3・1%増、経常利益同13・6%減の増収減益。一方、非製造業の売上高はM&A(企業の吸収・合併)で業容を拡大した企業があったため、同66・9%増の大幅増収、経常利益も同77・1%となった。

 ノジマ(相模原市)が大幅な増収増益となったほか、製造業では野村マイクロ・サイエンス(厚木市)やイクヨ(同)、昭和真空(相模原市)、牧野フライス製作所(愛川町)といった企業の伸びも目立った。
(編集委員・千葉龍太/2016年6月10日号掲載)

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