相模原市内の景気観測結果、業況DI悪化で不安感


 相模原商工会議所が実施した2015年度第4四半期(2016年1~3月)の景気観測調査によると、企業の景況感を示す景気動向指数(DI値)は、全産業でマイナス23となり、前期(15年10~12月期)から9ポイント悪化となった。「行き先は改善見込むも、不透明感が強い」と見ている。

 市内経済にとって影響が大きい製造業のDIがマイナス23と、前期の3から26ポイントと大幅に悪化。プラスからマイナスに転じた。「輸出の減少による国内製造業の不安から受注減を見込む」と、厳しい意見があった。

 一方、建設業では前回のマイナス4から4ポイント回復し、0となった。「仕事量は増加しているが、人材が不足している」と、改善的な意見もあった。
(2016年5月20日号掲載)

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