相模原市選管、若者の投票率向上へ/公選法改正で高校で授業


投票を体験する生徒

投票を体験する生徒

 選挙権年齢を18歳以上に引き下げる公職選挙法の改正を受けて、相模原市選挙管理委員会は市内の高校への出前授業を行っている。若者の投票率向上を目指し、3年生を対象に実施した。

 出前授業は、18歳以上の高校生も投票できるようになることから、3月4日に東海大付属相模高校(同市南区相南)で初めて開催。今月13日に光明学園相模原高校(相模原市南区当麻)でも開かれ、約460人が選挙について学んだ。

 光明学園での出前授業では、市選管の渡邊平文副主幹が「政治とは何か、事前に知っておくことが大切。知識を身に付け、関心を持ってほしい」と呼びかけた。選挙の大切さや投票の仕組み、選挙活動でしてはいけないことなどを分かりやすく生徒に説明した。

 授業の後半では、ステージ上を投票所に見立てて模擬投票を行った。クラスの代表者が投票用紙に架空の候補者を記入し、実物の投票箱に投票するまでの行為を体験した。
(2016年4月20日号掲載)

…続きはご購読の上、紙面でどうぞ。