1月の県内労働市場、有効求人が上昇


 神奈川県の1月の有効求人倍率(季節調整値)が前月を0・02ポイント上回る1・02倍だった。一部の産業で新規求人数が大幅に増加するなど、人材不足の著しさが現れた。

 神奈川労働局の労働市場速報によると、有効求人数が前月比1・6%減少したが、有効求職者数も同3・4%減少。雇用先の先行指標となる新規求人倍率(同)は、1・54倍で前月から0・02ポイント上昇した。

 有効求人数(原数値)は10万3485人で前年同月に比べて6・5%増えた。有効求職者数は9万3215人で6・6%減少した。
(2016年3月20日号掲載)

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