町田市は、当初予算案を３月１日開会の市議会に提出した。鶴川第一小学校改築や小中学校防災機能強化など事業が終了したため、一般会計は１４０２億２６５３万円で前年度比１・８％の減少となった。
歳入は、およそ半分を占める市税で固定資産税の微増が見込まれるが、法人市民税の一部国税化などで同０・３％減の６７３億２８４９万円となった。財政調整基金残高も過去10年で最低水準となり、繰入金が６・６％減少した。
歳出は、将来見込まれる社会保障関係経費や投資的経費などに係る財政負担を見据え、職員人件費などを減額。限られた予算を循環型社会形成やまちづくりなど、将来への投資として割り振った。
（２０１６年３月１０日号掲載）
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