東洋羽毛、布団づくりに挑戦/中学生が職場体験


羽毛の注入を体験する生徒

羽毛の注入を体験する生徒

 東洋羽毛工業(相模原市中央区淵野辺)は2月4日からの2日間、中学生を対象とした職場体験を実施した。市立大野北中2年生の白井紗菜さんが参加し、青木博昭工場長から会社の歴史や羽毛布団の説明を受けた。

 本社に隣接する工場では、縫製や品質管理などを見学。縦100センチ、横70センチの縫い合わせた生地に羽毛を注入する工程を体験した。

 「調整」という作業では、肌掛け布団に詰めた羽毛を均等になるまでならした。担当者は「慣れるのが早い。普通なら1カ月くらいかかる」と評価していた。

 白井さんは「ものづくりに興味があったので、きょうは楽しかった。普段使っているものなので、どのようにつくられているか知りたかった」と目を輝かせていた。
(2016年2月20日号掲載)

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