補給廠爆発事故、原因特定至らず/テロ 犯罪の可能性否定


03-1men 相模原市は4日、8月24日に発生した在日米陸軍・相模総合補給廠(相模原市中央区)内の倉庫爆発事故の調査状況について、米軍側から防衛省と外務省を通じて情報提供があったと発表した。火災原因の特定に至らないとしながら、犯罪やテロの可能性を否定した。

 報告書によると、保管されていた酸素ボンベの中に、欠陥のあるガスケット、または機能不全のバルブがあった可能性を指摘。小さなすき間から圧縮された酸素が漏れ出し、その摩擦で発火したとみている。

 調査結果は、何者かの故意による放火・破壊工作を否定。雷などの自然現象、電気設備の機能不全、建物の構造上の欠陥でもないとした。(2015年12月10日号掲載)

…続きはご購読の上、紙面でどうぞ。