相模原市緑区、「大人散歩」で魅力発信/プロ写真家と里山を撮影


里山風景を楽しむ参加者たち

里山風景を楽しむ参加者たち

 相模原市緑区の旧津久井郡の魅力を市外の多くの人に知ってもらおうと9月27日、「大人散歩 プロの写真家と一緒に里山を撮ろう!」と題したイベントが初めて開かれた。

 同区の観光スポットを写真撮影しながら散策するもの。企画したのは区内の有志ボランティアを中心に、ぶるべの樹(緑区牧野)、よしみ農園(緑区青根)、石井珈琲店(緑区久保沢)、津久井せんべい本舗(緑区太井)、ローズベリーファーム(緑区川尻)、勝来軒(中央区南橋本)が企画協力した。

 散歩コースは、ローズベリーファームから小松谷戸まで。途中には、宝泉寺やほたるの里、田んぼなど里山の風景が点在する。

 参加した11人は、20代から60代の市外在住者。緑区在住のプロ写真家、松田廣司氏の手ほどきを受けながら、思い思いの風景を撮影した。

 昼休憩では、地元産食材の料理が振る舞われ、地元銘菓や名産品の土産も手渡した。最後に撮影した写真を1つのパネルにまとめた。

 「大人散歩」副代表の藤本武徳さんは「観光マップに載らない隠れたスポットを回り、新しい緑区の魅力を発信できた。また、参加者同士の交流が深まるなど副産物も得ることができた。今後も春夏秋と定期的に開催していきたい」と話していた。
(2015年10月20日号掲載)

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