製造業・中小企業
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環境装置メーカーの永進テクノ(相模原市緑区下九沢)は、大阪府内に研究開発(R&D)センターを新設する。主力製品の浮上油・スラッジ回収装置「エコイット」の設計などを手掛ける。8月には営業機能も持たせ、西日本エリアで、自動車業界を中心とした新規顧客の開拓を進めていく。相模原以外に拠点を置くのは、同社に
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ネットワークカメラを販売するプーズネット(相模原市中央区千代田)は、オーダーメード販売を強化する。大手や中小も参入する拡大市場で、規模を追わず、技術に特化することで商機を見出した。現在、半年間で平均10件程度の受注があるが、同社ホームページを更新するなどして販売体制を構築。 今年度中に昨年度実績
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向洋技研(相模原市中央区田名)は、鉄やアルミニウムなどの素材を瞬時にスポット溶接できる「高速溶接技術」を標準搭載したテーブルスポット溶接機の出荷を始める。鉄なら平均してわずか0・01秒で溶接できるという。今後は同装置を新規取引先に提案するほか、既存ユーザーには従来機を下取りし、新装置の導入も促して
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相模原市中央区清新のプリント基板メーカー、TSSが商品化している3次元(3D)看板が好調だ。 直販がメーンだが、昨年1月の販売以降、展示会のブースなどに使いたいと、50件以上の受注があったという。 商品名は「3Dサインボード」。発光ダイオード(LED)を採用している。刻まれた文字が裸眼で立体的
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製造業を元気に―。町工場が自社の技術力をかけて製作したこまで競う「全日本製造業コマ大戦・県別対抗団体戦」の県予選大会が6月15日、海老名商工会議所(海老名市上郷)で開かれた。相模原から唯一の出場となった大塚鉄工所(緑区橋本台)は4勝5敗の同率7位だったが、補欠で本大会出場の可能性を残した。 コマ
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雨水を使って冷暖房を―。リガルジョイント(相模原市南区大野台)は、雨水を冷やしたり、温めたりすることで、空調設備(冷暖房)の熱源として活用する技術を外販する。雨天時、ビルや工場の屋上に溜まる雨水を、配管を通じて地下に貯蔵。空調の稼働時に温度を調節して用いる。同技術の導入により、真夏や真冬でも、大幅
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相模原の市内中小企業3社がJAXA研究員と共同で、大規模災害時などに現場の情報収集を行う無人飛行船を開発した。それぞれの得意技術を持ち寄り製作。5月に福島県内での試験飛行に成功した。県が国から指定された「さがみロボット産業特区」で、相模原は災害対策ロボットの実証エリアに位置づけられている。3社は今
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光触媒を使った製品開発を手掛けるオペス(相模原市中央区宮下)は、岩手・陸前高田市の情報通信業ラピスと販売店契約を結んだ。 オペスは、雑菌や臭いなどを分解する室内向けの特殊なコーティング剤「ミナコート」を扱う企業。東日本大震災で被災したラピスとともに、震災の傷跡が残る被災地の感染症予防などに役立て
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ショウエネ(相模原市中央区矢部)は、事業所や工場を対象に、初期投資ゼロでも同社製の省エネ照明器具が導入できる新事業を始める。リース会社と連携する。導入した事業所は、設置後の省エネ効果により、削減される電気代分でリース料を支払う。中小企業の設備投資が本格回復しないなか、大きな費用を負担することなく、
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農業生産法人グリーンピア相模原(相模原市南区双葉)は、ニンニク発酵食品「熟成黒にんにく大地のちから」を製造する自社工場を新設する。 これにより、生産能力が1・7倍に向上する見込み。同社が経営する農業体験施設「モナの丘」に併設し、総床面積約140平方㍍の平屋建て。総投資額は4000万円ほど。ニンニ